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2011年10月 宮島クルージング



 平成23年10月30日の日曜日、広島オリーブ会のメンバーで宮島を船で一周するクルージングに行きました。参加者は25名。シークイーンという名前のクルーザーに乗り、午前9時頃、広島港から宮島に向かって出発しました。当日はあいにく雨模様でしたが、船内からは宮島だけでなく周囲にある無人島など、多くの島を見ることができました。
 今回のクルージングで初めて知ったのですが、宮島には厳島神社だけでなく、海岸沿いに杉の浦神社・包ヶ浦神社・鷹ノ巣浦神社など多くの神社があります。船で宮島を廻る場合、本来は海岸沿いにあるそれぞれの神社に船から降りて参拝するそうです。今回は時間に余裕がなかったので、通り過ぎる船の中から手を合わせるにとどめました。

 ただ、宮島の北東部にある大元神社には船から降りて参拝しました。この神社の本殿は国の重要文化財に指定されています。港から少し歩いた場所にある大元神社では、ガイドの方がこの神社の歴史などを説明してくださいました。大元神社は厳島神社よりも前に建てられたと伝えられており、本殿のこけら葺きの屋根は6枚重ねで三段に葺かれています。このような造りの屋根の神社は、日本で大元神社だけだそうです。周囲にはかなりの樹齢と思われる木が多くあり、厳かな雰囲気が漂っていました。それまでの神社には船の中から手を合わせるだけでしたので、大元神社ではお賽銭を投げてしっかりとお願い事をしておきました。
 余談ですが、港で船を降りて大本神社に向かう途中、数匹の鹿を見かけました。恥ずかしながらそれまで宮島に鹿がいることを知りませんでした。人に慣れているせいか、近づいても座ったまま全然動きません。きれいな毛並みをしていて触りたくなるほどでした。ただ少し前に、鹿が小鳥を食べるシーンをたまたまテレビで見ていたので噛まれるかもしれないと思い、結局触りませんでした。怖がり過ぎたかもしれません。

 大元神社での参拝を終えると再び船に乗って、昼食をとるために江田島に向かいました。江田島の是長港で船を降りマイクロバスに乗り換えて、昼食会場の「夢未来」に着きました。「夢未来」は江田島市の職員の方々が作られた施設で、海を見渡せるとても良い場所にあります。職員の方々が焼いてくださった牡蠣・肉・野菜などを味わい、ビールや日本酒などを飲みながらバーベキューを楽しみました。
 豆腐で作った素麺やアボガド入り素麺など、江田島市の方が考案された料理もあり、初めての味を体験することもできました。和気あいあいとした雰囲気で食事を味わうことができ、とても楽しい時間でした。
 ただ私は、玉ねぎが欲しいと言って職員の方をせかして、よく焼けていない玉ねぎを食べてしまいました。辛かったです。同じテーブルで食事をしていた藤本先輩に、玉ねぎとニンニクはよく焼かないと胃に悪いと教えてもらいました。辛いだけでなく、体に悪いとは知りませんでした。昼食を終えるとマイクロバスで港に戻り、クルージングを再開しました。宮島や周辺の多くの島の景色などを楽しみながら広島港に戻りました。
 卒業生の方々との色々な話をしながら、観光や食事を楽しむことができた1日でした。
(43回生 廣田 茂哲)
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