第61回オリーブ会総会

　昨年8月10日土曜日、福山ニューキャッスルホテルに於いて、オリーブ会総会が行われました。
　総会に先立って、役員、支部長相互の情報交換会が開かれ、広島大学付属学校統合再編計画についての事情説明がありました。以前からやきもきさせられていた母校の存続に係るこの問題は、この数年で決着のつく問題でもないようですが、予断を許さないところです。個人的には、備後地域の高等教育の要の場として、母校はぜひ残してほしいと思います。
　総会では定例の事業報告などと併せて役員の改選が行われ、天野会長、佐藤副会長が退任され、14回生の藤木賞之さんが新会長に就任されました。新会長のリーダーシップに期待がかかります。
　今年の記念講演会は、私が高校3年生の時の担任であった檀上明隆先生が「“Every small thing Every precious thing”～些事が人生を決める～」という演題でお話し頂きました。英語の先生らしい、英語の授業に結びつけた、面白い内容でした。学生の頃にはよく解らなかった解釈も、大人になるとスムーズに理解出来るものです。
　いつも昼間からお酒を飲んでしまう懇親会ですが、今年も当番学年の幹事の方々が工夫を凝らしていただき、楽しいイベントになりました。喜寿、古希、還暦の皆さんには記念品の贈呈がありましたが、20回生がもう還暦なんですねえ。恒例のお楽しみ抽選会でも盛り上がり、最後は校歌斉唱で締めくくりました。
　参加者は、例年通り200名余りであったでしょうか。もう少し参加者が増えると、さらに盛会となるのになあと思った次第です。広島オリーブ会でも総会や行事への参加者を増やし、その勢いで福山の総会へも皆で繰り出して行きたいものだと思った次第です。
　私はこの後開かれた学年会に参加し、さらに楽しい時間を過ごしました。