秋の登山「三滝連山」
昨年の10月9日(日)に、恒例となった22回生有志と合同での青年部登山が開催されました。この登山は、毎回広島市内の山に日帰りで登るもので、気軽に参加できて、登山の達成感が味わえる、とても好きな企画です。今回は、前回参加できずひさびさだったため、登りきれるか不安でしたが、三滝寺の奥にある山はどんなのか興味があり、参加しました。
当日は、前日からの雨も上がって秋晴れとなり、参加者は7回生1名、22回生4名、29回生1名、37回生1名の7名に加え、31回生のご子息1名(小5)の計8名でした。この5年生の男の子が元気いっぱいで、しんどい登山をとても楽しくしてくれて、いつもよりきつさを感じずに登ることができました。子どもの力は偉大です。
JR三滝駅を出発して、広島市三滝少年自然の家を抜けて山道に入り、小小坊(しゃしゃんぼ)岩を越えて展望台(標高約200m)に着くと、いきなり広島市内が見渡せ、こんな街の近くでも、この景色が見られることにびっくりしました。さらに登り、高峠山の山頂(標高237m)を越えて尾根を歩き、11時50分頃、三滝山と呼ばれる宗箇山頂上(標高356m)に到着しました。ここからは、市内から広がる瀬戸内海まで満喫でき、身近に体験できる異空間にとても感激しました。来てよかったと思う瞬間です。
帰りは、尾根を進んで、三滝寺に降りました。普段はなかなか行くことのない、本堂の奥に第一の「幽明の滝」を見つけ、その後、第二の「梵音(ぼんおん)の滝」を廻り、りっぱな滝と静寂な雰囲気に癒されました。何度か来たことのある三滝寺でしたが、登山で寄ると一味違って見えるから不思議です。その後、13時過ぎに下山して、横川にて昼食を兼ねてビールで乾杯しました。下山後のビールのおいしさは格別です。
山を登るのはちょっとしんどいけど、頂上に着いたときの達成感、そこから広がる景色は最高です。皆さんも、気軽な登山で異空間体験をしてみませんか。
(29回生 北村年弘)