~岡山と広島のオリーブの絆~
第2回岡山オリーブ会総会・懇親会に参加して
2018年7月8日(日)、第2回岡山オリーブ会総会・懇親会は開催された。前回の設立総会の際には、高校卒業後、久しぶりに再会した同級生の女子と一緒に2次会3次会に行き、懐かしい高校時代を回顧するとともに普段会わない同級生の現状を知ることができた。
今回は、同級生3人で当日の朝、岡山空港付近でゴルフをしようということになり、私は7日、広島で仕事を終えた後、車で岡山に移動する予定だった。そこに7月豪雨災害は発生した。金曜日は広島・岡山は多くの地域で警報や避難勧告・指示が発令され、深夜にかけて深刻な被害状況が明らかになると、車で岡山に行くどころではなく、「明日の仕事は大丈夫だろうか?」という状況だった。幸い、翌日、広島の街中は水位も下がり、私の担当業務は無事遂行できた。実はそこに岡山出身のオリーブ会の同級生がいた。私「明日、岡山でゴルフしようと思うとったんじゃけど、キャンセルになったわ。だけど、岡山オリーブ会には参加しようと思うとるんよ。」彼女「あっ、それは気を付けてね。」私「岡山のホテルにいたっては、新幹線が止まったけえ、『早くキャンセルしてください。』と電話がかかってきたよ。」という話をした。
当日は、朝から新幹線は平常時の運行を再開した。新幹線が新倉敷を過ぎると左側の窓から自衛隊のヘリコプターが2機飛んでいるのが見えた。真備町の方々はさぞかし大変だろうと思うと、テレビ画面のイメージが頭に浮かび、深く同情した。岡山ANAホテルの会場に着くと「後藤昇様はいらっしゃいませんか。」というアナウンスが聞こえてきた。「さすがに後藤先輩でも今日は無理だよなあ。」と思った。
参加者は70名程度だったと思う。8人がけのテーブルに座ると初めてお会いする岡山大学の医学部にお勤めの先輩と話をした。しばらくすると、来賓として佐藤克則会長があいさつをされた。また、広島オリーブ会でご講演いただいた福山医師会会長の児玉さんが当日も講演を担当された。懇親会では、「広島オリーブ会のゴルフコンペに参加しませんか。」と児玉さんや岡山県議会議員の小林さんなどをお誘いする。
その後は同級生3人で2次会に行く。岡山は福山合同庁舎で勤務していた頃、大学院に通ったこともあり懐かしい。岡山の夜の街はひっそりとしていて穏やかだと思う。
翌日月曜日は、ロボットプログラミングの大家である33回生の小川さんと仕事の話をする。3日間、広島と岡山のオリーブ会の方々と話をして思うことは、この会は私にとって何かしらの心の支えになっているということだ。
定期的に広島と福山と岡山のメンバーが一緒にゴルフができたらいいと思う。
(32回生 佐藤啓之)