2021年 山中高女慰霊祭
原爆死没者慰霊祭
山中高女の慰霊祭が営まれました。
8月6日に中区千田町の荒神堂にて行われた、広島大学附属福山中・高等学校の前身の一つである山中高等女学校の原爆死没者慰霊祭に参列させていただきました。昨年度に引き続き新型コロナウイルスの影響下にあり、感染拡大防止に配慮しながらの開催となりました。
当日は、広島オリーブ会役員・有志、遺族、町内会の方々にご参列いただくとともに、広島大学附属福山中・高等学校から清水校長、小茂田先生、学友会の片岡会長、児玉副会長、橋本総務副委員長にご参列いただきました。
まず片岡会長に献辞をいただいた後、全校生徒で折った折鶴を献呈し、参列者が献花を行いました。8時15分にはサイレンが鳴り響く中、参列者全員で1分間の黙祷を捧げました。
私は母校とは卒業以来の疎遠となっていましたが、42回生が学年幹事というきっかけもあり、今回初めて参列させていただくことができました。三百人以上の若い命が奪われたことと戦後76年という時間を考え、犠牲者のどれだけの可能性が失われたかを想像すると苦しくなります。私自身も、日々接する人の一人一人を大切に生きていかなければならないと改めて考えることできました。
慰霊祭を今後も継続するためにも、会員の皆さまの引き続きのご支援・ご参列をお願いいたします。
(42回生 平岡正憲)