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美術鑑賞会

ひろしま美術館~日本画の名作展~

2024美術鑑賞・ひろしま美術館にて


  「日本画の名作展」をひろしま美術館で堪能しました。
 やっと酷暑を抜け出し、秋めいてきた10月6日(日)朝10時、ひろしま美術館に広島オリーブ会メンバー&知人友人・家族、総勢23人が集いました。
 今年も恒例の美術鑑賞会です。まずは美術館前にて記念撮影を行い、勇躍「日本画の名作展」会場へ。ご案内くださるのは、広島オリーブ会専属(と勝手に命名させていただいている)ひろしま美術館学芸部長の古谷可由さん。いつも分かりやすく紐解いてくださるので、皆、楽しみにしています。
 と、展示室入口で、古谷さんから「日本画って何か、ご存知ですか?」とご質問が。そもそものお尋ねに首を傾げていると「日本画は、明治以降に描かれた日本伝統の様式絵画を指します。当時、洋画(西洋技法)が流入する中で生まれた概念で、伝統的技法の上に新しい表現を加えていった絵画になります」とのこと。
 しかも、今回の展示は、シーピー化成(株)〈岡山県井原市〉の所蔵する作品を主としているため、門外不出の絵画も多いと聞き、期待が高まります。「1枚1枚解説していたら夕方になっても終わりませんので」とのお言葉で、まずはざっとご説明いただき、終了後、再び各自見直す形でスタート。地下1階、地上1階の展示室を全員で巡りました。
 中でも特筆すべきなのが、横山大観(17枚)と菱田春草(20枚)の展示。大観の有名な富士山の絵画も数点、まとまってかかっています。「お高いのでしょうね?」との先輩の質問に、「1枚1億円くらいでしょうから、お買いになれないことはありません」と古谷さん。皆で顔を見合わせました。広島オリーブ会会員所蔵展が開かれる日も近いかも?
 春草の絵が最も多く飾られていましたが、何と彼は享年37。90歳まで生きた大観とは大きな違いです。すると古谷さん。「そうそう、享年37 の画家、多いんですよね。ゴッホもそうだしロートレックもそう。37歳は鬼門なのでしょうか」。お答えいただけるドクター、いらっしゃいましたら「オリーブひろしま」編集部ま でご連絡を!もう悩まなくてもいい年齢ですが、気になるので(笑)
 来年も、素晴らしい美術に出合えることを願って三々五々、ひろしま美術館を後にしました。

(27回生 大森富士子)
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